2024シティリーグS2【サーナイトex】
お久しぶりです。千歳あめです。
新年度になってから本ブログを全く更新していない形でしたが、
勢いに任せて記事を書こうと思います。
下書きのままの記事が沢山あるので、それについてはゆっくり書いていければと思います。
【追記】
noteにも記事を書きました。採用カード不採用カードについて文字にしたものになります。
今回は12月17日に開催されたシティリーグで準優勝することができたので、そのレポートになります。
✨千葉竜PAO大会リザルト✨
— カードショップ竜星のPAO千葉中央店 (@PAOtoreka_chiba) 2023年12月17日
本日開催の
ポケモンカード シティリーグ
準優勝は『千歳あめ』さんです‼️
ご使用デッキの撮影を
させていただきましたー😆 pic.twitter.com/uYaOtdMPe4
- [デッキ選択]
- [採用カード]
- [当日のマッチング]
- [デッキチェックについて]
- [最後に]
【デッキ選択】
私が今回使用したデッキは上のTweet通り、サーナイトです。
選択理由は、現環境(シャイニートレジャーex)における環境デッキの中で、使いたいデッキが「サーナイト」しかなかったからです。SV初期の環境ではミライドンexなども好きなデッキでしたが、サーナイトを使い続けていたこともあり、サーナイト以外を持ち込む気はありませんでした。
そういうわけで、私はデッキの流行などを読んで、当日握るアーキタイプを変えることができる人をすごく尊敬しています。勝ちにこだわるのか、好きなデッキを使うことにこだわるのか、そういった部分がまだまだ未熟だと思います。
【採用カード】
実際にシティで使ったリストは上の画像の通りなのですが、
シティ3日前くらいに触っていたリストを先に出させていただきます。
パス入りかパス抜きかを考えていた中で、1枚が2枚になるカードであるバトルVIPパスが強いと思い始めたため、下(2枚目)をベースに調整することにしました。
ミミッキュやポケモンリーグ本部など、ミライドン系統に少しでも抗おうとしていますね…
以下、シティリーグ当日に使用したリストです。
※普通のことしか書いていません。
・サーナイトex 2枚
・サーナイト(アルカナシャイン)2枚
・キルリア(ミラージュステップ)1枚
・キルリア(リファイン)3枚
・ラルトス(テレポートブレイク)4枚
サナラインについて話すことは、メモリースキップを不採用くらいですかね。メモリースキップを打つ場面よりHP70のほうが強い場面の方が多いのではないかと感じたためです。
CL新潟の優勝レシピはリファイン4枚でしたが、流石にミラステが強いですね…
・ミュウ(ふしぎなしっぽ)1枚
VIPパス採用型にしたので採用。
ミラーの時にはアタッカーにもなるのが以外と便利。
・クレセリア(ムーンライトリバース)1枚
・サケブシッポ1枚
サナラインを消費しないアタッカー。クレセリア&月明かりの丘にしているので、ジラーチ(ステラヴェール)を不採用としています。
・ザシアンV(ストームスラッシュ)1枚
相手の大物を倒すフィニッシャー。個人的にはサナの3枚目やゴージャスマントと悩む枠でしたが、最後の要求がザシアン1枚で済むのでこっちに。
・かがやくゲッコウガ1枚
エネルギーを早くに捨てないといけない対面もあるので採用。
・マナフィ(なみのヴェール)1枚
かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけんが色んなデッキから飛んでくるため採用。
・バトルVIPパス3枚
S1ではパス抜きのサナを使っていました。S1シティ終了後にパス入りを使いましたが、やはり1枚が2枚になるカードは強いと思いました。(TAGコールってカード頭おかしくね)
こういったカードは4枚採用したい派なのですが、先行ならミラステを目指すルートがあること、後攻ならサポートを使って見れる山の枚数が多くなることから3枚にしました。
・霧の水晶2枚
・レベルボール4枚
・ハイパーボール3枚
ポケモンに触るカードはこのようになりました。レベルボールはミラステルートで重要なカードなので減らしたくないです。ハイパーボールもサナexに触れる大事なカードですし、水晶もエネルギーを抜いてこれる&ザシアンVを最後持ってこれるので、最低限の枚数は必要になると思います。
・ふしぎなアメ3枚
サーナイトexを早めに立たせて相手のポケモンを的確に倒すことで、ゲームの主導権を握ることができるケースがあるので、アメを多めにしました。アメの3枚目はパスの4枚目などと入れ替えることができる枠だと思います。
・すごいつりざお2枚
パス抜きのときはサナラインを更に使いまわすため3枚入れていましたが、ザシアンVがフィニッシャーになれるので2枚にしました。序盤に使うカードではないので、少ない枚数で済むならそれの方が良いと感じました。
・カウンターキャッチャー2枚
サイドが先行されることが多いので、このカードが強く使えるデッキです。2枚。
・ロストスイーパー1枚
対雪道のカードは3枚~4枚必要だと考えており、前日までスタジアム3枚を入れていました。しかし、対ミライドンにおいて相手のミュウの勇気のお守りを剥がしてサナexで倒すターンが必要になるケースがあったことから、ロストスイーパーの採用に踏み切りました。
勇気のお守り、ブーストエナジー、森の封印石など剥がす価値のあるカードが環境に多いイメージです。(本番では雪道を割ることにしか使いませんでした。)
・博士の研究1枚
私は博士の研究というカードが苦手です。捨てるカードを選ぶことができるヒガナの決意ならまだ採用できるという考えだったのですが、中終盤で相手からハンド干渉を受けたあとに使えるカードとしては一番強いドローソースなので、採用しました。
・ボスの指令2枚
サーナイトのリストはボスが1枚のものをよく見ていましたし、自分もボスを1枚で回していたのですが、2枚の方が自分のプレイにあっていると感じたため枚数を増やしました。
カウンターキャッチャーがあることから1枚でも済むと思うのですが、相手が上手く動けていないときに、ベンチのポケモンを引っ張って倒すことで、ゲームの主導権を持ってこれるため、2枚が好みです。そのため、ともだちてちょうで実質2枚とするのではなく、現物で2枚欲しいです。
・セイボリー1枚
環境において、ベンチを絞って戦うデッキが少ないため、結構刺さる対面が多いサポートだと思います。サケシやクレセ、カウンターキャッチャーとの相性◎です。2枚採用で回していたのですが、相手の盤面を崩すのはボスの指令でもできるので1枚になりました。
・ナンジャモ4枚
初動兼終盤のハンド干渉札になります。3枚にして他のサポートを入れることも考えたりしましたが、ナンジャモを強く使えるデッキのため4枚になりました。
・月明かりの丘1枚
スタジアム枠2枚目のカード。対ロストマイン、ザシアンVやリバーサルエネルギーを使わずに27点以上を出せるカードとしてとても優秀です。2枚入れたいのですが、たねポケモンexがメインのデッキにはパワーが高くなりにくいため1枚の採用になりました。
・崩れたスタジアム1枚 ※レタスと略しています。
フトゥー博士のシナリオを採用していないため、レタスを3枚目のスタジアムとして採用しました。最後にサナexを消して相手の勝ち筋を減らすことができる役割のカードが必要かどうかは難しいところですが、個人的には欲しいなと考えています。
盤面のエネルギーをトラッシュにおけるカードにもなりますし、盤面から超以外のポケモンを消すこともできるカードです。ロストスイーパーの採用によって、相手のレタスを剥がしてから自分でレタスを貼る動きもできます。
フトゥーは強いカードであるとは思うのですが、自分が上手く使いこなすには理解が足りていないこともあり、採用を見送りました。ベンチを5体まで展開したうえで、レタスを貼る&トラッシュに落ちたサナexの回収まで考えるとなるとフトゥーの方が使いやすいと思う場面もあります。
・基本超エネルギー10枚
・リバーサルエネルギー2枚
33点を出すために超エネルギーは11枚欲しいと思うときがありましたが、枠の都合で10枚に。リバーサルは早めに触らないと間に合わない場面や、盤面を非exのみにできるカードでもあるので2枚より減らす選択肢は自分の中にはありませんでした。
【当日のマッチング】※記憶と簡易メモを頼りに書いています。
予選1戦目 ピオニーミライドンex 先行6-5 勝ち
後1でプリファイを打たれず、ライトニングロンド 0-1
先2でミラステ、後2でプリファイ 0-3
先3でリバーサル付きサナでカイナ、後3でライトニングロンド 2-4
先4で6エネサナ&キャッチャーでベンチのカイナを倒す 4-4
後4でライトニングロンド、先5でボスでイキリンコexを呼びミラクルフォース 6-5
予選2戦目 サーナイトex 先行6-5 勝ち
ミュウスタート、手札に何もなしだが、VIPパスをしっぽで当ててラルトス展開。
その後は普通のサーナイトミラーでした。
お相手に雪道入ってました。
サイドを1枚ずつ取り合う展開の中、こちらのサイドが残り2枚、相手が3枚の時に相手がカウンターキャッチャーを使ってサナexを倒し、残りサイド1枚に。その際にハンド干渉がなかったため、こちらもカウンターキャッチャーからサナexを倒して勝利。
雪道ナンジャモの後の博士が強かったです。
予選3戦目 サーナイトex 後攻6-5 負け
ザシアンVスタート。1ターン目はボスと月明かりの丘をハイボのコストにしてラルトス展開で終わり。
相手もリファインは立つけど殴り始めることはできず、(サイドにいろいろ落ちていたらしい)こちらもゆっくりキルリアを作り、サイドを1枚ずつ取り合う展開に。
相手はアタッカーが不足していたのか、サナexが前に来たため、にザシアンVでサイドを進めた(5-3になる)が、カウンターキャッチャー&ナンジャモでサナexを縛られ、クレセリアでリファインを倒された。サナexを逃がせなかったため、そのままザシアンVを取られて敗北。
予選4戦目 サーナイトex 先行6-4 勝ち
先行2ターン目にミラステを決めたが、相手は後2でミラステが打てず、ラルトスから盤面を作ることに。相手はサナにリバーサルエネルギーをつけて攻撃することしかできず、こちらはサーナイトラインをひたすら倒し続けたため、サナexになるラインがなくなり、こちらがサイドレースを逃げ切って勝利。
予選5戦目 サーナイトex 先行6-3 勝ち
お互い3-1なのでタマキン試合のなか、ミラステがサイド落ち。ミュウスタートもあり、パス2枚からラルトスを4体展開。
先2はリファインを立てることに専念。相手はサケシスタートだが、手張りができておらず、ミラステがベンチで進化したままパス。サナラインもミラステ込みで2体、動きは良く無さそうだった。
先3から殴り始めたが、ベンチにマナフィをおいてしまったため、アタッカーがサナexになってしまった。ボスの指令でミラステを倒して相手の展開を少しでも止める。
そのまま相手はサナexを立ててサイドを取りに来るが、サナラインが細くなりこちらが攻め切って勝利。試合が終わった後、デッキで台パンしてて怖かった。試合中の三味線もうるさかった。まあタマキン試合だからなのかと思うことにしました。
60人中7位で予選抜け
個人的には4-1ができれば御の字だと思っていたので、とても嬉しかったです。
トナメ1回戦 ギラティナVstar 先行6-5 勝ち
サケシスタートだが、先2でミラステができた。相手は後1でアビスシーク。後2でもアビスシーク。ミラステが残ったため、ギラティナを小突きたいと思っていたが、サナexが引けずにサーナイトがバトル場でパス。相手はギラティナVにエネルギーをつけてひききくでサイドを進める。
相手の場にギラティナが3体出てきたので2-2-2で勝つことに決めるが、先4はリバーサルのみのサナで15点で小突くことしかできなかった。後4ひきさくでサナが倒される。つりざおでサナ2枚を戻す&リファインで引き込めたため、3エネサナでギラティナを倒す。後5はロストマインでサーナイトが落ちる。
ヤミラミを対処せずにカウンターキャッチャーでギラティナVを呼び、6エネサナでサイドを進める。(4-3)その後ロストマインでサーナイトとキルリアが倒されるが、ハンド干渉がなかったため、ボス&ザシアンVでギラティナVstarを倒して勝利。
トナメ2回戦 水エネ入りトドロクツキex 先行6-3 勝ち
マリガンで相手が水入りのツキということがわかる。こちらは3回マリガンしてザシアンスタート。相手はモルペコスタート。
先1はラルトスを1体置く&手張り&咆哮くらいしかできない。しかし相手も後1でザシアンを倒すことができず、モルペコで7点を置いてくる。
先2はリファイン進化&ナンジャモでラルトスを更に2体展開、手張りでモルペコを倒す。後2で手裏剣決められたら負けだと踏ん切りをつけていたが、相手はスタジアムがなかったようで、くるいえぐるでザシアンを倒す。
返しにサケシでツキを倒す。マナフィもベンチに置くことができた。後3の相手はベンチに3エネのツキを作ることができたが殴ることはできなかった。その後ベンチのツキをボスで呼び、6エネサナで3エネ付きのツキを倒した。相手は返せずそのまま勝利。
トナメ3回戦(決勝戦) ギラティナVstar 先行6-3 負け
クレセスタート。先2ミラステでリファインを2体ベンチに。相手は後1、後2でアビスシークだが、こちらはサナexが引けず&アルカナもヒットせずに殴れない。後3ひきさくでサイドを進められたが、こちらができた動きは先4リバーサルで15点乗せるだけだった。
後5もひきさくでサナが倒される。返しにサナexでギラティナVを倒したが、ロストマインでクレセリアが倒される。その後ラルトスを1体置くことしかできず、ヤミラミを倒したが、返しのスターレクイエムでサナexが倒される。何も返せずに敗北。
マッチングの感想としては、「予選サーナイト当たりすぎ!」です。
ただ、結果的にこのマッチングだったから予選を抜けることができたとも思います。
試合内容としては、決勝戦以外は結構引きが強い日だったと思っています。
あと、じゃんけんはグー単騎で挑みました。負けたのは予選3回戦目とトナメ2回戦目、3回戦目です。
決勝戦は中盤以降殴ることしかできなかったので、悔しいという気持ちがあります。相手がアビスシークしかしていないのもあって、もう少しこっちが動けていれば拮抗した試合にもなったのかもしれないと思います。
とはいえ、シティリーグである程度の結果を残せたことは素直に喜びたいです!
【デッキチェックについて】
トナメに上がるプレイヤーのデッキチェックにおいて、2点ほどジャッジの方から指摘を受けたので、自分が今後気を付けることとしてここに記載したいと思います。
①カードの反り
カード60枚が全体的に反っていると言われました。ずっと同じデッキ(サーナイト)を使っていることもあるのかなと思いますが、普段からカードをプレイするときに、音を立てながらカードを置いたり、シャカパチをしたりと、思い当たる節が結構あります。
また、ファローシャッフルの最後に力を入れてしまう癖があり、これが一番良くないと思いました。ファローについては最後重力に任せてカード混ぜるように癖づけしないといけないと思います。
②スリーブのロット違い
普段はKatanaスリーブを使っており、今回のシティリーグもデッキ登録の際に全て新品のKatanaスリーブに詰め替えを行って出場をしました。しかしながら、Katanaスリーブは50枚50枚で箱に入っているためか、スリーブの横の色に差があるように見えると言われました。
私は全部新品のスリーブに変えたので、問題ないと思って出場していたのですが、こういったロット違いによって指摘が入るのはびっくりしてしまいました。当日は替えの新品スリーブも持っていたのですが、それもKatanaスリーブだったので、会場で60枚同じロットのスリーブを買い、スリーブの詰め替えをしました。
当日デッキチェックでジャッジと他のプレイヤーの時間を奪ってしまって申し訳ないなと思います。特に②のロット違いの件については、今後使うスリーブをどうするか考えないといけないですね。
個人的には裏が透けない&カットがしやすいKatanaスリーブが好きなのですが、こういう協議のシーンを考えると100枚セットのDragonシールドとかになるんですかね。
【最後に】
シャイニートレジャーexが発売され、レギュレーション落ちが近いと予想される中、サーナイトを使ってある程度の結果を出せたこと、とても嬉しいです。
VGCの話になりますが、DLCの配信に伴い、レギュレーションFの開催期間が5月1日までと発表されました。INCのルールもこれになるんじゃないでしょうか。2023年のINCが終わってからカードの方をメインに触っていましたが、そろそろゲームに戻るタイミングになりそうです。
基本的に練習は帰宅後に深夜2時くらいまでひとり回しをする、土日にジムバに出るくらいしかできませんでしたが、今後はゲームに時間を回すとなると、シティリーグS3へどれくらいの熱量で向き合うか難しいですね。まあ、レギュレーション変更後、擦りたいデッキを見つけることができるかどうかな気がします。
拙い文章ではありましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは!
https://twitter.com/chitoseame07
【Special Thanks】
リモートポケカで対戦をしてくれる@mrz_cu
前日に298で対面で練習してくれた@wataten298poke
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