こんにちは!千歳あめです。
【7世代ダブル使用構築】は私が使用していた構築について
ポケモン剣盾が発売される前までに書こうというものです。
7世代構築最後の記事になるかと思います。
もうすでにポケモン剣盾も発売しましたが、今回のマンダコケコは一番の思い入れがあり、発売後遅れてでもいいから最後に書きたいと考えていました。
自分の身の回りの都合もあり、このタイミングにはなりましたが、書かせていただきたく思います。
構築の並びは以下の通りです。

他使用したポケモンたち
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[選出、プレイングについて]
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[辛いポケモンたち]
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[構築の変遷]
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[テキスト]
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[最後に]
【構築経緯】
私は6世代のころからメガボーマンダを愛用していました。一番使用していたメガシンカポケモンです。メガガルーラが弱体化したようにメガボーマンダのスカイスキンも弱体化を喰らいました。しかしながらメガシンカのSの仕様変更、新ポケモンたちとの相性を踏まえて全体的には+の強化を受けていたと思います。
メガボーマンダを軸にしてPTを組む際に6世代使用していたマンダバンギガルドミトムをベースに考えていました。なかなか環境においてマッチしなかったように考えていたのですが、SM時期においてあるマンダ軸のPTの構築記事を読んでから、私の7世代のマンダ軸の形が生まれてきました。ここについては構築の変遷で詳しく書きたいと思います。
その構築記事をもとに考え、使用していくうちに、マンダ+高速ATの並びは相手を上から処理しやすく、数的有利をとって相手を詰めていく、倒していく動きが自分に凄くあっているように感じました。その際一番使いやすいのがマンダ+コケコの並びでした。
この2体の裏においておくポケモンとして参考元のようにトリルの考えも浮かんできました。しかしそのまえに、耐久、タイプ相性的に引き先になれるポケモンとしてドラン、レヒレを採用することにしました。完璧に相手を受けきることはできないとは思いますが、マンダコケコの展開後の全体技や2体の攻撃ウェポンの補完が受けまわしと攻めにおいて強く、そのまま採用しました。
トリル+トリルATとしてクレセとバンギを採用しましたが、これらが刺さるPTも一定数いたため、このポケモンたちも採用することにあまり抵抗を感じませんでした。
ということでマンダコケコドランレヒレクレセバンギという高種族値パとなりました。
【個別解説】
ぽけっとふぁんくしょん!
6thダブル、7thダブルの相棒。今まで本当にありがとう。
様々な構築記事でもせっかちDS
ボーマンダ(パメラマンダ)がみられるようになりました。私もパメラマンダを見て使用してみて強さを感じたため、ずっと使っています。
おいかぜは耐久振りマンダの真骨頂ともいえる技だと思っています。特にマンダが倒されるターンに打つことによって、裏のドランレ
ヒレが暴れる環境を作ってあげる動きが出来ること、相手がおいかぜ展開している際においかぜ展開をしやすいため、吸うターン後にとても有利な盤面を作ることが出来ることが可能です。
攻撃技の範囲が飛行技だけということもあり、この
ポケモンだけでは相手の鋼と電気が辛いですが、それでもPTの潤滑油としてのポテンシャルは高い
ポケモンでした。選出するときはほぼ必ずといっていいほど先発で出していました。
ぽけっとふぁんくしょん!
カプ・コケコ@デンキZ
性格:臆病 特性:エレキメーカー
7thダブルにおいて高速&瞬間火力を兼ね備えた
ポケモンであるといえます。持ち物に関してはデンキZのほかにも拘り眼鏡の選択肢もありますが、違う
ポケモンが持つ&めざ氷の打ち分けをしたいということでデンキZを一貫して使用していました。
技についてはZ技にしてもしなくても強い10万ボルト、一致&全体技のマジシャまでは確定でした。めざ氷はマンダのハイボと組み合わせた際、相手のマンダやランドを1ターンで処理できるのが好きだったので採用しています。ボルチェンの採用の枠はなかったです。
調整としてHに少し耐久を割いていますが、これはC252でもC180振りでも相手への確定数が変わらない(隣との攻撃とも合わせても)と感じたため、相手の技を耐えてもう一度動かす&相手の計算をずらすという意図でこのようにしています。実際沢山の場面でこの耐久振りが活きたと感じているので良かったと思っています。
ぽけっとふぁんくしょん!
性格:控えめ 特性:もらいび
熱風 大地の力 どくどく 守る
6thでは使われて苦手な
ポケモンであったが、7thにおいて使ってみるうえで強さが好きになってしまいました。
純粋なシュカドラン。Sの調整はマンダのおいかぜがあることとクレセのトリルを意識してのものです。H振りとマンダの威嚇を合わせていくことでかなりの耐久を確保できる点、タイプと特性の受けられる範囲が広い点が強いと感じました。また、技については炎技と地面技の範囲がPTにマッチしています。この
ポケモンをどのように扱うのかが大事です。
また、どくどくの枠はめざ氷で採用していくことが多かったのですが、最後の最後になって相手の耐久
ポケモンを倒すのにどくどくが欲しくなったため、ドランに仕込むこととなりました。ここについても構築の経緯で触れられればと思います。
ぽけっとふぁんくしょん!
性格:控えめ 特性:ミストメーカー
マンダ、ドランにぴったりの相方であると思っています。水技と妖技を安定した耐久から打てるのは本当に強いと思います。
瞑想型は安定を求める型、眼鏡型は上振れを求める型であると考えています。おいかぜマンダと共に使用するので、積まずに高火力を出すことが可能である、眼鏡レ
ヒレで使用しています。眼鏡ムンフォで無振りコケコを飛ばせるのもおいかぜやトリル展開にマッチしていると考えています。
技に関しては変更する余地がないなと思っています。水技、妖技の単体、全体技を採用しています。どれも打つ機会があります。また、Sも気持ち多めに振って、相手のレ
ヒレの上をとりたいと思っていました。
ぽけっとふぁんくしょん!
性格:控えめ 特性:浮遊
ドランの相方、クレセドラン。本PTではバンギの相方、バンギクレセ。なんか5thからずっとこいつら強いなって思いました。自身がアタッカーとしても殴れるHCで使用していました。
トリルを抜いてどくどくにしたり、ショックがサイキネだったりしましたが、最終的にはこのような形になりました。相手のおいかぜ展開に対してトリル+バンギクレセが強く出れる(サンダーやマンダでおいかぜを展開する相手に対して)と思っており、相手への返しの手段としてPTに組み込みました。
めざ炎については自分のお気に入りです。過去の記事でめざ氷ドランはワンアクションでマンダランドを処理することが可能であるから強いと書きましたが、クレセのめざ炎もワンアクションで
カミツルギを処理することができるため強いです。このPTに
カミツルギが刺さっていることやクレセの前でツルギが引くケースも少ないことから、初見殺しや終盤の詰めで刺さって強かったです。
ぽけっとふぁんくしょん!
性格:意地っ張り 特性:砂起こし
努力値:H252 A116 B36 D28 S76
マンダバンギ。6thはスカーフでずっと使用していましたが、7thの本PTではおいかぜトリル両対応バンギで使用していました。
Bに厚くした型、Dに厚くした型、どちらもそれぞれの強さがありましたが、最終的にH振りになりました。もちものに関してはZ、鉢巻なども試しましたが、H振りとも相性もよく、カウンター要素となる
じゃくてんほけんに落ち着きました。
威嚇環境においてなかなか動ぎずらい部分もありますが、クレセやサンダーなど相手PTのS操作枠に対して強いこと、ガエンに対しても蜻蛉程度なら逆に弱保が発動するなど、相手に大きく圧力をかけることができました。
基本的にはこの6体で使用していましたが、バンギの枠を他の
ポケモンに変更することもありました。構築の変遷でも触れていくとは思いますが、軽くここでも型とコメントを残しておきたく思います。
・トリル下でのATとして採用。特に鉢巻カビを使用してみたいという欲からであったが、クレセやATとの相性はなかなかであったと思います。
・なんか入れたら強いやろ、悪タイプとしての役割もあるし、と考えて採用しました。まあPTにはあんまり嚙み合わない感じだったと思います。
カミツルギ@気合いの襷 意地AS ビーストブースト
・マンダドランでネックとなる水タイプ(特にレ
ヒレ)への素早い対応やマンダとの横並びの相性の良さから採用しました。また、SMの頃の構築ではカクトウZのツルギを使用していました。
ラランテス@フィラのみ(あまのじゃく・ゆうかん)
176(244)-154(116)-110-×-129(148)-58
リーフブレード/はたきおとす/ばかぢから/まもる
・この
ポケモンはバンギ以上にPTに残りの5匹にマッチしていた
ポケモンであったと思います。PTの5体が相手しずらい
ポケモンたちに手が届く&相手の威嚇を美味しく利用できるという点が本当に強かったです。
【選出、プレイングについて】
よくしていた選出は以下の3つです。
①先発:

後発:

・マンダコケコで相手の盤面を荒らす&おいかぜで後発2匹の全体技を通していくことを意識して攻めを通していきます。悩んだらこの選出にしていたとも思います。
・強気に動かす必要が出てくるので、読みをしっかりと行うことが大事でした。適当に扱うと流れでそのまま負けルートに直行でした。
②先発:
or
or
後発:

・マンダが倒れた後はバンギクレセのトリル展開で戦っていくという選出です。
・相手がおいかぜ展開(サンダーとかは特に)する際に大きく刺さる選出でしたが、ドランレヒレがいない場合は足りない打点範囲もあるので、この選出で大丈夫かしっかり考えてから選んでいた記憶があります。
③先発:
or

後発:
or
or
・マンダを選出しない際の選出です。クレセでTRの睨みを効かせながら相手を削っていく感じでした。
・こういった選出をする場合では相手のランドやガエンが辛くなりがちなので、バンギではなくラランテスの方が強いと感じました。
プレイングについては特に決めたものはありませんでした。まあ皆種族値が高いので、相手の動きを読んでそれに対する解答が出せないPTではないと思っています。何度も使用して勝ちパターンが試合中に見えてくるのが理想の動きであると思っています。
【辛いポケモンたち】
トリトドン
・草打点がPT内にないのでなかなかつらいところがありました。レヒレやマンダ、バンギで相手のピンチベリーを発動させないようにしたいです。ジメンZに関してはまああんまりつらくはないと感じます。
ウツロイド
・イワZで数的有利を取られるとBBも相まって相手するのがつらいです。ドランで戦うことができるので、ウツロの守るやTRをケアしながら自分たちのポケモンを上手に通していきたいところです。
カプ・レヒレ
・コケコの技を上手当てることができれば問題ないのですが、相手もなかなかそうさせてはくれないので、透かされるとつらくなるポケモンです。後発で出てくることが多いので、レヒレが安心してめいそうを積めるような盤面を作らないように場を動かして相手のポケモンを倒していきたいです。
【構築の変遷】
ここでは構築解説とは若干外れ、今までに試したポケモン、技や持ち物について記したいと思います。あんまり変化ないので流して読んでいただければと思います。
第一期







参考元構築(問題あれば消します)を大きくパクった形からスタート。風船だったり、ツルギをテテフ抜きのD振りにしたりくらいの変更しかなかったと思います。まあこれでPTの動かし方や各ポケモンの強みを理解したと思います。
第二期







USMになってから握ったマンダコケコです。ただ2Zが苦手なのにバンギとの相性が悪い襷コケコの採用は何を考えていたのかと思います。今なら珠にしますね…ここらでこの6匹で戦っていくと決めていたのかもしれません。
第三期 ポケモン同じ

PT全体が回るようにとポケモンの持ち物を調整した感じです。またマンダのおいかぜもここから使用するようになりました。バンギクレセの変更はカミツルギを呼んで倒す意識の現れであると思っています。
第四期 ポケモン同じ

ほぼ現在とポケモンが変わらなくなってきました。鉄球バンギはトリル下で暴れさせるためのアイテムと考えていました。
第五期 ポケモン同じ

バンギのみ弱保型に変更しました。おいかぜ下で相手のグロスを叩けるポケモンをPTに増やしたかったからだと思います。
第六期
→

同じ悪タイプ&物理ATやしガエンでもいいやろという考えから採用。まあバンギも選出がピンポイントであったということもあり、ガエンじゃ意味ない場面もありました。
第七期
→

クレセにどくどくと凍風を採用しました。凍風でPTのドランレヒレを通しやすくすること、PTで苦手な高耐久ポケへの削りや詰めを期待してどくどくを採用しました。鉢巻カビゴンに関してはトリル下で圧力をかけることを期待して採用しました。自爆が意外と刺さっていたように感じます。
第八期 

B振りにすることでグロスの攻撃を耐えて倒すことを意識してこの型にしてみました。
第九期 






バンギラスをラランテスにしました。ラランテスのところでも書きましたが、PTのつらいポケモンに対して回答となれる点、トリル下においてクレセとの横並びで制圧力がある点が優秀でした。また、PTにどくどくが欲しくなったためドランのめざ氷をどくどくに変更しました。また、PT全体をトリルに合わせるため、ドランをHCに戻しました。
第十期 






第九期も使用しながらこちらの構築も使用していました。この6体の並びは本当に愛着があります。今までありがとう。
【テキスト】
テキストはこちらになります。
pokepast.es
【最後に】
このマンダコケコドランレ
ヒレクレセは7thにおいてずっと使用してきたPTでした。この5匹はガラㇽにはいないということで最後このような記事にすることができてよかったと思っています。
このPTを通していろんなことを学びましたし、いろんな場で
ポケモンについて触れることが出来ました。今も
ポケモンを続けることが出来るのもこのPTを握って戦ってきたからでしょう。欲をいうのであればもっともっと対戦したかったし、もっともっと高みを目指して行きたかったと思っています。
この記事を書き終えるまでは8thをやらないと決めていましたが、これから新しい
ポケモン大戦の世界へ突入していきたいと思います。8thでは
メガシンカもZクリスタルもありません。このようなPTを今後の世代で使用することもできなくなる可能性はあります。
8thでは様々な仕様変更を受け、今までの
ポケモンとは勝手が違うとは思います。新たな環境に身を投じることとなるのでしょう。そんな中、また
3DSとウルトラサンムーンを取り出し、この子たちを動かせる機会を自分の手で作ることが出来ればいいなと思っております。
今まで本当にありがとう。この
ポケモンたちに感謝の気持ちを込めて。
アローラ!